光を、感じている。
永久に絶えることのない光。
天上から降り注ぐ光。
目を閉じていても感じるその光。
全身で暖かさを受け止める。
それは、慈愛。
それは、神聖。
自分が何処にいようとも、あの方の愛に包まれているのを感じる。
ならば、自分は賛美せねばならない。
自分を造ったあの方を。
自分を愛し続けてくださるあの方を。
この身を捧げて讃えねばならない。
だから、これを作る。
これはすなわち、あの方の成したことそのもの。
完成こそすなわち、あの方への愛。
あの方が完全であられることの証明。
だから、急がねばならない。
完成させなければならない。
そのために――
いなくなってしまったあの子を探し出さなければならない。
完成させるために。
完全であるために。
ただ、心配はしていない。使いも既に出してある。まもなくあの子を連れて帰ってきてくれるだろう。
その日は……もう、まもなく。
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